～わたしメッセージを使いこなす～
「子のひと言で切れる母」
お母さんが仕事から帰ってきてすごくバタバタ忙しい時に、
小学生の子供が
「今日のご飯何？」
って聞いてくるとします。
それとお母さんは急に切れ始めて
「いいからお風呂入っちゃいなさいよっ」
って言ったりします。
もう一つ、
下の子のオムツ替えをしてる時に、
また小学校のお子さんが
「ママー、ママー」
って言ってくると、
お母さんは
「ママママって言わないでよ」
って怒ったりします。
急に切れてるんですね。
すると子供は
（何でママ怒ってるんだろう？何で切れてるんだ？）
と思います。
「今日のご飯何？」って聞いただけなのに、
「ママ」って呼んだだけなのに、怒られるんです。
納得いかないですよね。
でもお母さんは「ご飯何？」って聞かれた時には
（いやいや今日は早くお風呂に入って寝たいんだよね
洗濯物もあるし明日も早いし）と思っています。
それを伝えたらいいかな、と思います。
「今日のご飯何？」」って言われたら
「ハンバーグだよ」って言った後に、
「お風呂入ろう、今日疲れちゃったから早く寝たいんだよね」
と、お母さんの気持ちを伝えると良いかな、と思います。
「ママママって言わないでよ」って言う前に、
「お母さん疲れちゃってさ、今、下の子のオムツ変えてるからその後聞くね」
とか
「いま本当疲れちゃったんだよ」って
お母さんの気持ちをしっかり伝えていけばいいのかなと思います。
これは「事実を見る」っていう事なんですね。「事実を見る」っていうのは、
その子が言った“言葉“をそのまま聞き取る。
その子の“やったこと“をそのまま見るっていう事です。
それは「今日のご飯何？」と言われたのだから
ご飯のことを聞かれたんだなと思います。
「ママ」って聞いたんだから
「何？」と伝えればいいのかなと思います。
お母さんは常に忙しくてイライラしてしまうのです。
先のことを考えてるんですね。
そのイライラするっていうのは先のことを考えて気持ちが焦って
イライラするということがあれば、「今、ここ」のこの現実に注目して、
子供と接してみるといいかなと思います。
今日のご飯何って言われたのであれば「ハンバーグ」って答える単純な作業なんですが、
それをやるには「心の安定」っていうのが必要かと思いました。
今日は「ひと言で切れる母」についてお伝えしました。
「残念な叱り方」～惜しいわたしメッセージ～もご覧ください。