「なんでうちの子だけ、みんなと一緒に行動できないの?」
お誕生日のお祝いでみんなが拍手しているのに、一人だけ爪のゴミを取っている我が子。
先生のお話を聞く時間なのに、爪を見ている我が子。
そんな姿を見ると、「この子、大丈夫なのかな…」と思わず心配になってしまいますよね。
今回は、そんなママたちの悩みに寄り添う「ママの学校」前期6か月コースの開催レポートをお届けします。
子どもの個性を認めながら、イライラせずに見守る方法をお伝えしていきます。
「ママの学校」前期6か月コースがスタート
今回の「ま、いっか6組」は14名でスタート。月に2回のオンライン授業で、子どもへの言葉がけを確認し、練習していきます。
9時半から、たくさんのママが集まってくれました。

今月のテーマは「最強の叱り方」
ママの学校の3限目は、「最強の叱り方(1)事実を見る」のワークをしました。
叱り方の基本は、「判断の言葉をはずして」+「事実を見る」こと。
参考:事実を見る
判断の言葉とは、こんな言葉です。
- 「だらしがないんだから」
- 「乱暴だよね」
- 「遅刻常習犯だよね」
- 「朝寝坊だね」
- 「成績悪いね」
これらは親が勝手に判断している言葉、つまり「レッテル」なんです。
大切なのは、子どもが「言っている言葉」や「していること」をそのまま言葉にすること。
「今・ここ変換」をしていきましょう。

ワークの中で共有されてみんなが共感した事例
クラスメートのママたちがチャットに書き込んだ事例を一部ご紹介します。
「みんなが拍手しているのに…」〜中学生男子のAママの事例
サッカー仲間の誕生日をみんなで祝っている写真がLINEに送られてきたんですが
息子一人だけ輪に入らずに爪のゴミを取っているんです。
このエピソードにクラスメイトのママ全員が深く頷きました。
「大丈夫かこの子?と不安がよぎることがある」〜ジャカルタから帰国した小学生兄妹のBママの声
うちの子も、集合写真や先生からのお話を聞く時に、必ず爪を見るタイプ(他所を向いている)なので、今のお話すごく心に響きました。
個性だと思うようにしていますが、周囲のほとんどの子がきちんとしているので、大丈夫かこの子と不安がよぎることがあります。
なぜうちの子だけ、みんなと違うの?
みんなが拍手しているとき、なぜうちの子だけが周りの子と同じような行動がとれないのか?
親としては、いろいろ言いたくなりますよね。
ちょっと乱暴な言い方になりますが…
それくらいのほうがいい!
みんなと同じじゃないほうが、間違いなくこの先、伸びしろがあるんです。
親が心配すること
親はいろいろ心配します。
- 先生の言うことを聞けないから嫌われるんじゃないか?
- この先ずっと集団行動ができないんじゃないか?
- うちの子、大丈夫?
そんな不安、よくわかります。
でも、大丈夫です。
我が家の長男と三男もみんなと同じ行動がとれなかった
我が家の長男と三男も、まさにみんなと同じ行動がとれませんでした。
運動会の写真を見たとき、「ダメだこりゃ」とあきれました。
小学生になっても、みんなが応援しているのに、一人だけベロを出す謎の生き物…。

そこで、諦めることにしました。
きっとこの子は、私とは違うユニークな存在なんだ
そう思って、観察していくことにしたんです。
「それがやりたかったんだね」と気持ちを汲む
泣いたり、笑ったり、チャレンジしたり。
私は三つ子に「それはダメでしょ」「みんなと一緒にね」と言わずに黙って、「それがやりたかったんだね」と気持ちを汲んで見守ることにしました。

子どもの人生は、誰かが決められるものじゃない
高校を卒業すると、息子は単身アメリカに行きました。
車の免許を取ったばかりで、「アメリカ横断する」と言いだした時は、本当に驚きました。

でも、彼の人生は誰かが決められるものじゃないと腹をくくりました。
生きていればいい、と思いました。
そして今も、息子は笑顔で生きています。
みんなと一緒じゃなくていい
だからね、みんなと一緒じゃなくていいんですよ。
彼らなりの人生を選ぶんです。
クラスメイトの一人(ま、いっか1組から留年している方)の言葉を借りれば、
「子どもの今と未来をワクワクして見守ろう」
これが、親としての理想的な姿勢なのかもしれません。
ママたちから出た他の話題
今回の授業では、他にもたくさんの話題が出ました。
- 外食が苦手だった息子が外食できるようになった。医療の力を借りることもありですね。
- 高校生の息子、最後の大会当日にケガ。私の顔を見て大泣きする息子を冷静に見る自分がいた。
- 中学2年の息子がバドミントン部に入ることを決意。
- 大阪万博に行った。去年は並んで待てなかったが、今年は成長して、落ち着いて並んでいた。
- 子どもってこんなもんだよなーと思えるようになった。しかし、夫にはこんなものだよとは思えずイライラ。
- サッカーで日々忙しいから早く寝てほしい。体調管理ができず風邪をひきイライラ。自分で体調管理してほしい。
- GW中忙しく食事を作っているのに、夫は素知らぬ態度で本を読む。違う空間を生きているのか?
などなど、話は尽きず、あっという間の1時間半でした。
授業後の感想を早速報告してくれるクラスメートに感謝です。
子どもの個性を認めて、自己肯定感を高めよう
集団行動が苦手な子ども、みんなと同じ行動がとれない子ども。
そんな我が子を見て、心配になる気持ちはよくわかります。
でも、みんなと違うことは、決して悪いことではありません。
それは個性であり、伸びしろなんです。
「それはダメでしょ」ではなく、「それがやりたかったんだね」と子どもの気持ちを汲んであげること。
事実を見て、レッテルを貼らずに、子どもをありのまま受け止めること。
そうすることで、親自身の自己肯定感も高まり、子育てがもっと楽になっていきます。
「子どもの今と未来をワクワクして見守る」
そんな心の余裕を持てるように、一緒に学んでいきましょう。
私自身が、ま、いっか6組のママたちから力をもらっています。
ママの学校では、これからもママたちが安心して悩みを共有し、学び合える場を提供していきます。

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