「今日は行ける?」は不登校の子にNG?当事者の声から学ぶ、親の言葉がけ【ママの学校6組・開催レポート】

あなたの声がけ、子どもを追い詰めていませんか?

毎朝、不登校のわが子に「今日は行ける?」と聞いていませんか?

実はこの一言、当事者の子どもたちには「プレッシャー」として伝わっていることが多いのです。

この記事では、子育てコミュニティ「ママの学校」のオンライン授業レポートをお届けします。不登校を経験したYちゃん(講師のお嬢さん)のリアルな声や、参加ママたちの気づきをまとめました。

「どうして言葉ひとつで子どもの反応がこんなに違うの?」と感じているお母さんに、ぜひ読んでほしい内容です。


ママの学校「ま、いっか6組」7月オンライン授業レポート

「ママの学校」初級編6ヶ月コースの6組(14名)が、月2回のオンライン授業でスタート。

毎回、子どもへの言葉がけを確認し、実際に声に出して練習しています。

今回の授業は午前9:30からZoomで行われ、多くのお母さんが参加してくれました。


不登校経験者・Yちゃんが語った「リアルな本音」

授業の前半では、山形で開催されたママの学校体験会での学びをシェアしました。

講師・近藤圭さんのお嬢さんであるYちゃんは、不登校を経験した当事者。

彼女が語った言葉は、参加したお母さんたちに大きな気づきをもたらしました。

不登校のとき、言われていやだったこと

  • ❌「今日は行ける?」
  • ❌「夕方から先生が来るって」

毎朝「今日は行ける?」と聞かれることで、子どもはその言葉ひとつで一日のプレッシャーを感じてしまいます。

不登校のとき、よかったこと

  • ✅ やりたいことだけやらせてくれた
  • ✅ 先生との間に親が入ってくれた
  • ✅ 車の中で母と話をしたこと

「昼間の外出」について、親子の認識のズレ

親は「昼間に子どもを連れて歩くと、不登校だと思われる」と気にしがち。でも子ども側の本音は違いました。

「夕方に学校の友達と会うほうがずっとつらい。部活で走っているのを見るのが一番いやだった」

親が配慮していることと、子どもが本当につらいこと、そこにはギャップがあるのです。

「なぜ行かないの?」は聞かないで

Yちゃんはこうも話してくれました。

「不登校の理由は、当時は言語化できなかった。だから質問しないでほしかった。わからないままでいることの、何がいけないの?」

理由を問い詰めることが、子どもをさらに苦しめることがあります。

子どもは「お母さんのつらい顔」を見ている

「母が悲しそうにしているのを見るのはつらかった。自分のせいだと思っていた」

さらに、「自分が休んで掃除当番はどうなったかな、係の仕事は…」と、学校のことを気にし続けていたとも。

不登校の子どもは、思っている以上に周囲のことを考えています。


参加ママたちの反応|「わかってはいるけど…」

Yちゃんの話を聞いたあと、クラスメイトのお母さんたちからリアルな声が上がりました。

Aさん(小学生男子のお母さん)
「私、すごく子どもに質問してしまっていました。サッカーの試合のあとに、いろいろ理解してほしくて言い過ぎていたと反省しています」

Bさん(絶賛不登校中の二人を持つお母さん)
「『今日は行ける?』がいやだとわかっていても、仕事のスケジュールもあって聞かずにはいられないんです。この一言で一日がスタートするから…」

Cさん(中学生男女のお母さん)
「うちは『今日は行くよねっ!』と高圧的に言っていました。『行ける?』のほうがまだやさしかったんですね…」

それぞれの事情があるからこそ、「正解」を押しつけるのではなく、一緒に考えていく場があることが大切ですね。


今回のメインテーマ「残念な叱り方」とは?

後半は、授業のメインテーマ「残念な叱り方」へ。

子どもの行動や言葉を変えたいとき、前回の授業で学んだ「3つセット」で伝えることが基本です。

「事実」+「ママが怒る理由・影響」+「ママの気持ち」

ところが、この後に「ママの解決策」まで伝えてしまうと、”残念な”叱り方になってしまいます。

なぜ解決策を言わないほうがいいの?

答えを先に伝えると、子ども自身が考える機会を奪ってしまうからです。

「こうしなさい」と言うのは手っ取り早く見えますが、子どもの問題解決力は育ちません。あえて解決策を口にせず、子どもが自分で考えるのを待ちましょう。

実践!わたしメッセージに変えてみよう

授業では参加者一人ひとりの状況をチャットに書いてもらい、一緒に「わたしメッセージ」へ変換する練習をしました。

Aさんの例:誰もいない部屋のエアコンがつきっぱなし

叱り方の要素言葉の例
事実「部屋のエアコンがついていたよ」
理由・影響「電気代がかかるから」
ママの気持ち「もったいないな」

ポイントは「つけっぱなし」という表現を避けること。

「つけっぱなし」は事実ではなく、非難のニュアンスが入ってしまいます。「ついていた」という事実だけを伝えましょう。

※ちなみにこの日、「夏場はエアコンをつけっぱなしのほうが電気代が安い」という情報も飛び出し、Aさんはご主人と相談することに(笑)。授業中もこういった学び合いが生まれるのが、ママの学校の良さです。


子どもへの言葉がけを、少しずつ変えていこう

今回の授業から学べるポイントをまとめます。

  1. 「今日は行ける?」は不登校の子へのプレッシャーになる
  2. 理由を問い詰めるより、そっと寄り添うほうが子どもは安心する
  3. お母さんの表情や感情も、子どもはしっかり見ている
  4. 叱るときは「事実+理由+気持ち」の3つで。解決策はあえて言わない
  5. 「わたしメッセージ」を使うことで、子どもに伝わりやすくなる

言葉ひとつで、子どもとの関係は変わります。完璧にできなくてもOK。少しずつ、自分の言葉がけを振り返るところから始めてみましょう。

ママの学校公式LINEのお知らせ

自己肯定感を高め、ママが楽になる言葉がけをもっと知りたい方は、ぜひ公式LINEにご登録ください。

最新の講座情報や、子育てが楽しくなるヒントをお届けしています。

現在、登録者限定プレゼント実施中!この機会にぜひご登録ください!