怒鳴らなくても子どもに伝わる!「残念な叱り方」を知ればママが変わる【ママの学校6組・5限目開催レポート】

「何度言っても聞かない」「つい大声を出してしまって後悔する」

そんな経験、ありませんか?

実は、叱り方にはちょっとしたコツがあります。

そのコツを知るだけで、子どもへの伝わり方がガラリと変わるんです。

この記事では、子育てコーチングプログラム「ママの学校」初級編(6か月コース)の6組・7月第1回オンライン授業の様子をレポートします。

今回のテーマは「残念な叱り方」。ぜひ最後まで読んでみてください。


「ママの学校」ま、いっか6組とは?

「ママの学校」は、子どもへの言葉がけや叱り方を学べるオンライン学習プログラムです。

ま、いっか6組は14名のママたちでスタートし、月に2回のオンライン授業(Zoom)で学んだ内容を確認しながら、実際の言葉がけを練習しています。

7月1回目のオンライン授業は朝9:30からスタート。平日の朝にもかかわらず、たくさんのママが参加してくれました。


今回のテーマ「残念な叱り方」って何?

前回の復習:3つセットで伝える叱り方

前回の授業では、子どもの行動を変えてほしいときに3つをセットで伝える方法を学びました。

  1. 事実(何が起きているか)
  2. ママが怒る理由・影響(それがなぜ困るのか)
  3. ママの気持ち(どう感じているか)

この3つを組み合わせることで、感情的にならずに、落ち着いて子どもに気持ちを伝えることができます。

「残念な叱り方」になるのはどんなとき?

3つセットで上手に伝えられても、そのあとに「ママの解決策」を付け加えてしまうと、「残念な叱り方」になってしまいます。

参考記事:https://ma-ikka.jp/column/2024/01/958/

たとえば

  • 「ご飯の途中で席を立たないで。だから、食べ終わったらちゃんと席に座ってて
  • 「荷物をテーブルに置かないで。だから、すぐ自分の部屋に持って行って

このように解決策まで言ってしまうと、子どもが自分で考えるチャンスを奪ってしまうのです。

答えは子ども自身が考える可能性がある。

ママの「たった一つの解決策」を押しつけることは、子どもの思考力を育てる機会を失わせることにもなります。

だからこそ、解決策はあえて言葉にしないことが大切です。


クラスメイトの言葉がけ事例

オンライン授業では、参加ママたちがチャットに実際の場面を書き込み、みんなで一緒に考えました。いくつかご紹介します。

事例① ごはん中に席を立つ下の子(小学生男子ママ・Aさん)

場面: 下の子がご飯の途中で席を立ち、別の部屋でレゴで遊び始める。

Aさんが書いてくれた内容がこちら:

  • 事実: テーブルの上のお茶碗にご飯が残っている
  • 理由・影響: お兄ちゃんが宿題を始めるので、早くテーブルを片づけたい
  • ママの気持ち: 食べ終わったのかどうかわからなくて、片づけていいか困る

これを見て、ま、いっか母ちゃん(講師)から質問が。

「ご飯が残っていると、お兄ちゃんの宿題をする場所がなくて困るのかな?」

するとAさん自身が気づきます。

「よくよく考えると、お兄ちゃんの宿題の場所がないわけじゃないし……

そもそもお兄ちゃんは宿題をやりたいわけじゃなくて、私がやらせたいだけかも。なんか違いますね」

自分の言葉を整理する中で、本当に伝えたいことがクリアになっていく

これがこの練習の大切なポイントです。

シンプルに伝えるなら、「もう食べ終わったのか、片づけていいのかわからなくて困る」という気持ちをそのまま伝えれば十分かもしれません。

事例② 帰省した長男のお土産袋(大学生2人のママ・Aさん)

場面: 帰省してきた長男がお土産を持ってきたが、紙袋がテーブルの上に置きっぱなし。

  • 事実: お土産の紙袋がテーブルの上にある
  • 理由・影響: 配膳をスムーズにしたい
  • ママの気持ち: 困るなあ

ま、いっか母ちゃんからは「ママの影響がはっきりしていてわかりやすいです」とコメントが。

影響が明確だと、子どもにも伝わりやすくなりますね。


グループワークでさらに深める

授業の後半では、ブレイクアウトルーム(少人数グループ)に分かれて、お互いに言葉がけを実際に声に出して練習しました。

グループで話し合う中で、参加者からこんな声も。

  • 「いろいろ言いたくなってしまう。影響が2つある場合、『影響は2つあります』と最初に言えばいいのか?」
  • 「非難がましくならないように伝えるのが難しい」
  • 「子どもの体調不良を心配して話していたら、それって結局、母の愛情なんだなと感じた」

解決策を手放すと、子どもが動き出す

今回の授業の大きなポイントは、「解決策を言わない叱り方」です。

ついつい「だから○○して」と言いたくなる気持ち、すごくわかります。

でも、そのひとことが子どもの考えるチャンスを奪っていたとしたら、どうでしょう?

3つセットで気持ちを伝えて、あとは子どもに委ねてみる。それだけで、子どもの反応が変わってくるかもしれません。

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