【うるせーなー 毎日、正論 かざすのうざい】by くどくど言うママ
勉強したほうがいいに決まってるでしょ。
あなたのためだから。
毎日コツコツ必要よ。
毎日くどくど言われちゃたまらん。
伝え方を変えてみよう。
大切にしたいことの違い No.2
ママは言いたい。
「勉強しなさい」
「宿題やりなさい」
「野菜を食べなさい」
「規則正しく生活しなさい!」
なんなら、
「いい学校に入って!」
って、よくわからないことまで言いたくなる。
いい学校ってなんだ?
三つ子母ちゃん突っ込む。
子どもはきっと「うざい!」と言うよね。
うざい記念日です。
うざい記念日が来る前に、考えよう!
親としての「コンサルタント的アプローチ」
なんだ?コンサルタントって?
「コンサルタント」とは、専門的な知識や経験を基に、相手に助言を与える職業です。
会社経営において、社長が経営の方向性をプロに相談することと同じように、親も子どもにアドバイスを与える役割を担います。
ただし、コンサルタントは雇われている立場です。
親がこの「コンサルタント」になる。
親が子どもに親としての考え・知識・経験を伝える。
「お勉強はやったほうがいいですよ。」
「学校の準備は前日にやったほうがいいですね。」
「タバコは吸わないほうがいいですよ。」
など、子どものために言いたいことはありますよね。
でも、命令しては効果なし!
これはやる気のなくなる言葉がけです。
参考:やる気がなくなる言葉がけ
コンサルタントとして伝える時の3つの注意点
自分の考えをよく整理してから話す
親の思い付きでバンバン言わずに、必要なデータや情報を集め、子どもが理解できるように話す。
くどくど言わない
一度自分の考えをきちんと子どもに伝えたら、同じことを何度も繰り返さない。
親の考えを押し付けない
子どもが親の言うことを聞き入れるかどうかは、子どもに任せる。
親の考えを伝えたなら、子どもの思いを「聞く」ことが大切です。
親の意見を強制しない。
親の考えを述べるが、それを受け入れるか否かは子どもの責任にゆだねる。
多くの場合、コンサルタント(親)が強制、説教、説得をしてしまい、お客さんである子から「もう、親のサービスは結構です」とお断り状が来るでしょう。
三つ子母ちゃんもやってます
(私)「タバコを吸うのは害だ!吸わない人生を送ってほしい。」を伝える。
なぜタバコを吸ってほしくないのか、よくよく考える。
「百害あって一利なし!」
なんて言葉を押し付けるのではなく、肺がんになるリスクも高いことや、喫煙者と禁煙者の肺がんリスクのデータを見せる。
私自身、タバコの煙でのどが痛くなる。
タバコは高い。もったいない。
くどくど言わない。
三つ子が高校生の時に丁寧に話をした。それ以降はしつこく言わない。
親の考えを押し付けない。
三つ子が海外留学中に「タバコ吸ったよ。まあ、飲み会の途中タバコを吸うために外に出てしゃべるんだ。これもコミュニケーションね。」と言っていた。
なるほどね、そういうこともあるのか、と考える。
息子が帰国して、「俺の学生時代の友達、結構タバコ吸っているやつがいるよ。」と教えてくれる。
(私)「ずいぶんと優雅な学生だな。お金、もったいないじゃん。お金使って肺がんになるとか、ママは願い下げだね。」
なんて話をしたりする。三つ子たちそれなりに聞いている。
実はね、ママもダイエットしようと思ってタバコを吸ったことがある。でも痩せなかった。だからやめた。
吸いたくなる時期もあるよね。かっこつけたくなる時もあるよね。
まあ、いっか。
親の考え、知識、経験を子どもに伝えること
なんでユーチューブを見てほしくないのか?
なんで勉強してほしいのか?
よくよく考えてみませんか?
「うざい記念日」に考える、大切にしたいことの違い
あと3つ、この先にお伝えします。
次回以降、またお伝えしますので、ぜひお楽しみに!
最後にママの学校の礎となっている「親業」の開発者であり、アメリカの心理会社であるトマス・ゴードン博士の言葉をご紹介します。
親は子供のよいコンサルタントになることができる
―自分の考え、経験、知恵を子供を分かつことができるー
ただし、依頼者からクビにされないように
「上手なコンサルタントのようにふるまうことを忘れなければ」という条件があるが。
・・「親業」トマス・ゴードン著 大和書房・・