親の権力を使うリスク

「勉強をしないで、スマホばかり見ているから携帯を取り上げたわ!」

「今度偏差値が上がったら、お洋服を買ってあげるって言ったの!」

子供に罰を与えること、または賞を与えること。

この効果はいつまで続くのでしょうか?

「親の権力」を使ってコントロールしようとしていませんか?

親の権力を使うリスク

小学校5年生の男の子を持つママが言いました。

「息子が勉強すると言ったのに、まったくやらないのでゲームを取り上げます。しつけのためです。」

私は「権力・力を親が使っていますね。(第一の道)」とお伝えしました。

質問です

子どもはゲームを取られたら、勉強するようになるのでしょうか?

また、あなたは権力・力を使われた経験がありますか?

その時、どんな気持ちになりましたか?

子どもは親に権力を使われたとき

  1. 反抗「うるせーなー」
  2. 恨み
  3. 復讐
  4. 嘘をつく「宿題をやったと嘘をつこう」
  5. 告げ口をする
  6. 従順「とりあえず親がいるときは勉強しているふりをしよう」
  7. ご機嫌取り「はいはい、言っていれば満足なんだろ」

このように、さまざまな反応があります。

権力を使うことにはリスクが伴い、大人の罰はいずれ効力を失います。

子どもは成長し、体格が大きくなり、親を超えるのです。

例えば、親が娘に「家の車に乗ってはいけない」と言っても、娘は彼氏の車を借りて乗るでしょう。

力を使えば、かえって高くつくのです。

第一の道と第二の道

親が子どもにルールを守らせるためには、常に見張っていなければなりません。

一定の罰を与え続けなければならず、強制は難しいのです。

では、どうするのでしょうか?

子どもの言いなりになる(第二の道)ことはできませんよね。

親と子供の対立が生まれますが、新しい方法があります。

それが「第三の道」です。

どちらも負けない、建設的な引き分けを目指します。

三つ子の母親の実体験

三つ子の母親も「力を使う(第一の道)」を試みていました。

「我が家は携帯型ゲームを絶対に買いません!
3台買ったら高いし、ケンカが増えるだけだから!」

と言っていましたが、友達の家でゲームをやるのは許容していました。

三人とも、「へーい、えーえーえー。」と言っていましたが

友達の家でゲームをやる。
ゲームに飽きた友達から借りてくる。
家で私が寝た後にこっそりゲームをやる。
外に遊びに行くときに借りたゲームを持っていく。

と、実際には子どもたちはこっそりゲームをやっていて、私はこっそりゲームをしていることにイライラしていました。

(18歳になれば、3人とも携帯を持っています)

どうしたらいいのでしょう?

「こそこそゲームをやるんじゃないの!借りてくるんじゃないの!」と言うのは違いますよね。

「ゲームを借りてくることで、無くしたり壊れたりすること」が面倒で嫌なのです。

子どもたちとゲームについて話し合いをしてから決めてもよかったな。

「第三の道を試してもよかったな。」と、今は思っています。

「第三の道」を試してみることも良かったかもしれません。最後にママの学校の礎となっている「親業」の開発者であり、アメリカの心理会社であるトマス・ゴードン博士の言葉をご紹介します。

今日のゴードン博士の言葉

子どもの行動を変えるために権力を使うことには大きな限界がある。

すなわち、いずれは親の権威が失墜するのは避けられず

しかもその時期は親が考えるよりもずっと早く来てしまうのだ。

・・「親業」トマス・ゴードン著 大和書房・・

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