~返事のわたしメッセージ~
こころよくYES!
素直にNO!
率直に自分のNOを言いましょう。
断る力つけましょう。
きっと相手と仲良くなれる。
「ランチ行かない?クラスのママたちも来るってー」
「卒業対策委員やってくれない?」
「明日、出勤してくれる?人手が足りなくて」
困ったな、イヤだな、断りたい。
あなたはどんな答えをしますか?
断り方、お伝えします。

「率直に断る」(返事のわたしメッセージ)
ママ友の急なお誘い。
「ランチ行かない?園のママたちも来るってー」
今日?ちょっと厳しいなあ。
部屋の片づけしようと思ってたんだよ。
明日お義母さんが来るから、絶対掃除しておきたい。
でも、ママ友のお誘いだし(ボスママも来てる)仲間はずれにされちゃうかな。
「掃除したいから、行けない」なんて言ったら、嫌われちゃうかも?
とりあえず行っておいたほうがいいかな?
「うん。じゃあ、行くね。」と言いますか?

しぶしぶランチに行って、無駄な時間を過ごして、楽しいのか、楽しくないのか?
慌てて家に帰ってバタバタと片付けて、イライラして子どもに当たったり。
「あーあ、やっぱりランチに行かなきゃよかったな。」
なんて思ったりすること、ありませんか?
断れるなら断りたい!
でも、どうやって?!
「断る意思 + 理由」で、ちゃーんと伝えよう!
実践例
ランチ、今日は行かないね。(断る意思)
明日お義母さんが来るから部屋の掃除をしようと思っているの。(理由)
率直に伝えましょう。
こうやって断られてイヤな気持ちになりますか?
「じゃあまた今度誘うね!」と自然な会話になりそうです。
さらに
- お片付け?いいところ知っているのよ。
- 美的収納っていうのがあってね。
- 目からウロコの収納方法なのよ。
なーんて話が聞けるかも?!
無理やりランチに行って、楽しくない顔をして一緒にいるよりもお互いの関係が良くなりそうです。
そして、自分の気持ち正直になること。
自分が何を大事にしたいのかわかってきます。
私を語りましょう。
”わたしメッセージ”です。
「素直に断る」効果
- ウソがない
- 自分の大事にしていることがわかる
- 相手も自分を理解してくれる。
- 相手との関係が良くなる
ま、いっか母ちゃんやってみた
三つ子10歳、PTAの役員決め。
3人が通う小学校はポイント制のPTA、6年間で2ポイント必要。
それってさ、3人分だから6年間ずーっとやり続けないとだめじゃん。
不満に思っていた矢先、夜に小学校の推薦委員ママさんから電話。
「島谷さん、本部役員やりませんか?
本部をやれば、ポイントが3人分に1ポイント付くしお勧めです。
推薦されてもいるんですよ」
はぁ… 絶対やだ。
誰だ?私を推薦したのは!
いじめか?!
と伝えたかった。
けれど、ここで言葉がけメソッドです。
「率直に断る」

「私、本部役員は受けないことに決めています。(断る意思)
子供が地域の野球チームに入っていてそちらで総務(本部)をやってます。
小学生の間は、野球に時間と労力をかけています。
ですので、PTAは本部ではなく、文化委員でお手伝いします」(理由)
「そうですか、わかりました。」
「わざわざお電話いただきありがとうございます。」
がちゃり。
あー、すっきりした!
自分の思いを十分伝えられたぞ。

「ちょっと予定があるので…」とか
「今回はやめておきます。来年時間できたら…」とか
「私にはできないと思う」という言葉ではなく、しっかりを自分の気持ちを伝えたことに達成感です。
その後、推薦委員で電話をくれたママは「三つ子ちゃんもママも野球頑張っているよね。」と声をかけてくれるようになりました。

最後に、ママの学校の礎となっている「親業訓練協会」で紹介されている書籍の言葉をご紹介します。
気持ちを偽らない、はっきりした本音の表現は相手に理解されやすく
きちんと受けいられるだけでなく、相手に安心感を与えます。
率直で正直に表現したあなたを、ほかの人は尊敬するでしょう。
さらに大事なのは、「いいえ」と言っても大丈夫、理解してもらえる相手だとあなたが信頼されたことが相手に伝わり、快く思われて評価されるということです。
・・「自分らしく生きるための人間関係講座」リンダ・アダムス著 大和書房・・